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奈良トライアングルミュージアムズ「巡る奈良公園芸術セミナー」 new

平成23年10月16日(日)13時30分~15時30分

第4回「入江泰吉と杉本健吉~大和路に魅せられた二人~」

世界遺産に登録された文化財、自然がいっぱいの奈良公園・・・。
この公園のもう一つの魅力は、文化芸術にあふれたスポットが数多く点在していることです。
今回奈良トライアングルミュージアムズの取組の一つとして、「巡る奈良公園芸術セミナー」を
開催し、奈良公園散策でぜひ訪ねていただきたい博物館、美術館の魅力を紹介します。

【奈良トライアングルミュージアムズとは?】
 様々な文化財と奈良のもつ歴史・文化的景観の有機的な連携を念頭に、新たな奈良文化を情報発信する一助として、平成22年度から奈良国立博物館・奈良県立美術館・入江泰吉記念奈良市写真美術館の3館が連携し、情報リーフレット「奈良トライアングルミュージアムズ」を発行するなど、文化施設の周遊を促進する取り組みを行っています。

第4回「入江泰吉と杉本健吉~大和路に魅せられた二人~」

1.日時 : 平成23年10月16日(日) 13時30分~15時30分
2.会場 : 奈良まほろば館2階
3.講師 : 説田 晃大(せつだ こうだい)氏/入江泰吉記念奈良市写真美術館 学芸員
        鈴木 威(すずき たけし)氏/杉本美術館 学芸員
4.受講料 : 無料
5.定員 : 70名(先着順)
6.申込方法 :
 ・ハガキまたはFAX
  必要事項(講演名・講演日・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢)を明記いただき、奈良まほろば館までお送りください。
 ・ホームページ
  下記の「申込フォーム」からお申し込みください。

※聴講券等の発行はいたしません。定員に達し、お断りする場合のみご連絡いたします。
※限られた定員のため、申込後に欠席される場合は事前にお知らせください。


○内容
 入江泰吉が大和路の写真家として大成した根底には、戦後、幼友達の東大寺観音院住職・上司海雲師を通じて、文化人・芸術家たちと交流を深めたことが挙げられます。中でも、画家・杉本健吉氏とは、同い年だったこともありすぐさま意気投合し、お互い奈良を題材に創作活動に取り組む良きライバルとして切磋琢磨し、また無二の親友として芸術論を語り合いました。
 今回は、奈良大和路に魅せられた二人の生涯を追いながら、奈良大和路に対する二人の考えの相違点などを踏まえ、その魅力に迫ります。

○入江泰吉記念奈良市写真美術館(1992年開館)
 写真家・入江泰吉が全作品を奈良市に寄贈したのを機に、市民や奈良を訪れる方々に、入江作品をはじめ多様な写真作品を鑑賞していただこうと、奈良市が平成(1992)年に開設。当館では、入江作品を保存・公開するとともに、奈良の写真史の調査研究や写真講座といった普及活動にも力を入れている。

○杉本美術館(1987年開館:愛知県知多郡美浜町)
 「両界曼陀羅」、「新・平家絵物語」屏風をはじめ、油彩・水彩・素描着色など、初期から現在までの芸術作品のすべてを収蔵。
 杉本健吉画伯は以前から芸術作品が収集家によって死蔵されることを嘆かれ、絵はパブリックなものという信念のもと、画伯からその作品の寄贈をうけ昭和62年(1987)4月に開館。
 当館は二つの常設展示室、企画展示室、和室「杉庵」からなる本館とともに、三つの展示室からなる新館が平成6年4月に完成し胎蔵界・金剛界からなる「両界曼陀羅」、「空海像」を中心に展示している。

○入江泰吉(いりえ たいきち)1905年-1992年
 写真家。明治38(1905)年、奈良市に生まれる。昭和6(1931)年、大阪に写真店「光芸社」を開き、文楽の写真家として活躍する。戦後、奈良・大和路の仏像、風景、伝統行事などを半世紀にわたって撮り続けた。『大和路』『古色大和路』『萬葉大和路』『佛像大和路』など、大和の美をとらえた写真集は多数にのぼる。日本写真協会功労賞受賞、第24回菊池寛賞受賞、勲四等瑞宝賞受章、第19回仏教伝道文化賞受賞など。平成4(1992)年1月16日、86歳で逝去。

○杉本健吉(すぎもと けんきち)1905年-2004年
 明治38(1905)年、名古屋市に生まれる。愛知県立工業学校図案科卒業。デザイン、観光ポスターを生業としながら、画業に勤しみ、岸田劉生、のちに梅原龍三郎に師事する。昭和15(1940)年頃より奈良に魅せられ足しげく通い、そこで志賀直哉、會津八一、入江泰吉らとの邂逅を得る。昭和24(1949)年、上司海雲の知遇を受け、東大寺観音院の土蔵を住居兼アトリエとし奈良を多く描く。昭和25(1950)年より吉川英治の週刊朝日連載「新・平家物語」の挿絵を担当する。昭和37(1962)年、57歳にして初めて海外に出かける。その後毎年のように海外スケッチ旅行に出かけた。杉本は自身の作品を売らないことで知られ、4000余点にも及ぶ作品を収蔵する杉本美術館が昭和62(1987)年、愛知県美浜町に開館する。平成16(2004)年、99歳で逝去。

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