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奈良女子大学連続講座「奈良を拓く」(第13回)

平成28年5月18日(水)16時30分〜18時00分

天皇の棺から阿修羅像へ―夾紵技術の謎

奈良まほろば館では、奈良女子大学と連携して連続講座を開講しています。奈良女子大学より講師をお招きし、大学における専門の研究テーマを分かりやすく、かつ魅力的に語っていただきます。
 第1〜12回の講座にご参加になれなかった方も、是非お申し込み下さい。


1.日 時 : 平成28年5月18日(水) 16:30〜(1時間半程度)
2.演 題 : 天皇の棺から阿修羅像へ―夾紵技術の謎」        
 古代日本には、ほんの百数十年だけ使われ途絶えた夾紵という漆技術がありました。夾紵とは、布と漆とを互層に塗りかためながら造形を行うもので、古くは古代中国の戦国時代から使われてきた技術です。日本では、7世紀の飛鳥時代に、遺体を埋葬する際の棺を作るためにその技術が採用されました。その技術は一般には広がらず、天皇もしくは非常に身分の高い人が葬られるときにのみ使用されるものでした。その技術が、その後仏像の造形にも用いられてゆきます。当麻寺四天王立像や興福寺八部衆立像がその代表例です。しかしこの技法は、8世紀の奈良時代をもってほぼ途絶えます。奈良に都が置かれた短い期間だけ、天皇の棺と仏像にのみ用いられた夾紵技術について、最近の科学分析の成果もあわせて解説します。

3.講 師 : 宮路淳子 氏(奈良女子大学 人文科学系教授)
4.会 場 : 奈良まほろば館2階
5.資料代等: 無料
6.定 員 : 70名(先着順)
7.申込方法 :※定員に達したため、申込みを締め切りました。
・ハガキまたはFAX
 必要事項(講演名・講演日・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢)を明記いただき、奈良まほろば館あてご送付ください。
・ホームページ
 下記の「申込フォーム」からお申し込みください。

<予告> ※開催日約1ヶ月前より募集を開始します。
第14回(平成28年6月29日(水)16:30〜18:00開催予定)
 演題 「消えた写真の謎 ―岩波文庫で読む『吉野葛』の世界―」
 講師  磯部 敦 氏(人文科学系准教授)
第15回(平成28年7月27日(水)16:30〜18:00開催予定)
 演題 「保田与重郎とロマン主義について
 講師  田中 希生 氏(人文科学系助教
第16回(平成28年8月10日(水)16:30〜18:00開催予定)
 演題 「ガイドブックが書かない世界遺産の見どころ
 講師  上野 邦一 氏(名誉教授)

お問い合わせ先
 奈良まほろば館 【開館時間】 10:30〜19:00
 〒103−0022 東京都中央区日本橋室町1−6−2 奈良まほろば館2F
 電話03−3516−3931 / FAX03−3516−3932


※聴講券等の発行はいたしません。定員に達し、お断りする場合のみご連絡いたします。
※申込後にキャンセルされる場合は事前にお知らせください。

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